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予想外の頼まれごと。
それは…
「…子供ってどうやって扱えばいい?」
お兄さん、ぶっちゃけ慣れです。実学です。
まぁ、今までの調べでリュートは普通の育ち方してないので知らないのも当然か。
「何を考えているのかさっぱり解らん…」
「あのくらいの子供なら、興味があると何でもついて行っちゃうから目は離さないほうがいいわよ」
「むぅ…」
よっぽど慣れてないのか、ストレスになっているようだ。
…クーはストレスにならないのね。
「あとは、怪我しない程度に見守るのとマナーを教えるってくらいかしら」
「…めんどくさいな」
「あまり怒らないのもコツね。根気が必要よ~」
いい隠れ蓑ができてよかったじゃない、と囁くと苦虫を噛み潰したような顔をした。
「ま、夜に出かけるときはあの子の面倒くらい見てあげてもいいわよ」
そのつもりで質問してきたんでしょうがと少々意地悪な笑みで返してみた。
リュートがパンドラのことを子供と勘違いするのも無理はナイ。
こっちも大義名分ができて、常時張りつけるなと算段をめぐらせていた。
投稿者 ryifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)