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落ち着いてみると、やはり周りが見えてくるものだ。
そうすると前とは違うものが見えてくる。
たとえば、今やりあっていた暗殺者と術士は明らかに自分達を狙っていた事。
4人いたのだが、一人逃がしたのでラウドを追わせている。
「火消しに動いてるのか、邪魔なのか…両方かもしれないな」
たとえば、ユイとフェイトが予想以上に使える存在だったこと。
今も人払いの術をかけて人の目を完全に避けている。
その他にも子守や怪我の治療など小さなことから、逃走経路の確保まで何でもやってのける。
ただ油断していると、ユイに弱みを握られてしまうのが怖いところだ…
一番目に付いた変化はラウドの戦い方だ。
受身型の攻撃が一変していた。
素早く、鋭い一撃が相手を一瞬で倒した時は戦慄が走った。
それと同時に頼もしくも感じた。
少し、自分が弱くなったのかと錯覚するくらいに。
投稿者 ryifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)