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極々弱くしたカンテラの光が目に入る。
窓の外はまだ白みもしていない。
あの後結局、衝動に流されて見られてしまった。
溝は埋まったかもしれないが、あんな姿を見られたのは正直言って…
考えても収まらないので軽く水を被ってくることにする。
起こさないように静かに部屋を出てドアを閉めたときだった。
「夜中はお楽しみでしたね」
心臓にものすごく悪い、とんでもないセリフが飛んできた。
本当に嫌なタイミングで。
「ユイ…いつからそこに居た」
「フェイトが戻ってきてすこしたった後かしら?そこからずーっと」
ということは、まさかとは思うが。
嫌な予感がする。
「………聞いたのか?全部」
「ばっちり☆」
投稿者 ryifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)