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半分以上紅くなった自分のセカイ。
普段ここは自分しか入ってこれない場所。
そんな場所に足音が聞こえる。
「また来たの?フェイト」
「ああ」
敵意識があると入ることすらできないこの空間。
そこをフェイトはすんなり入ってくる。
リュートですら入ってこれないのに…
「…半分以上紅くなった」
「前よりペースが落ちてるけど範囲が広がっているな」
その所為か知らないけれど、唯一の話し相手。
「リュート、最近自分のこと見てるのかな…」
「どうかしたのか?」
「遠い、リュートが遠い」
一つ不安があった。
自分のセカイにはリュートしかいない。
置いていかれたりしたら一人になってしまう。
「一人はイヤだ…」
投稿者 ryifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)