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正気に戻ると、どっと疲労が襲ってきた。
一歩踏み出そうとして、足元が縺れぐらりと傾く。
「っと危ない、疲れたか?」
転ぶ前に後ろから支えられる。
正直、指一本動かすにもしんどい。
「もう一仕事あるから、眠るのは後でにしてくれないか」
「ま…だ……?」
呼吸を整え、得物を握りなおす。
支えていた手が離れ、軽く肩を叩いて一つの小部屋を指し示す。
「あそこに一人隠れている」
促される間も無く。
示された場所へ向かった。
投稿者 ryifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)